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2013年7月10日水曜日

【戦争広告代理店】週刊新潮による山本太郎叩きと数年前の「小沢叩き」は手法が似ている

田中龍作(ジャーナリスト)
https://twitter.com/tanakaryusaku/status/354515760103694338
明日発売の週刊新潮に、「中核派が山本太郎全面支援を呼びかけ」とする記事が掲載される。
ゲラを読んだが誹謗中傷の極みだ。
選挙妨害の疑いが濃い。
山本陣営は法的措置も視野に入れた方がよい。



ソトン
https://twitter.com/thoton/status/354638071540629505
週刊新潮の山本太郎候補への誹謗記事、読んだよ。「狂信的」とか、悪意に満ちたサイテーの記事だった。でも、騒がず、スルーでもいいかもしれない。コンビニの人には悪いが、買わずに立ち読みした。お金は払いたくなかったので。


アルルの男
https://twitter.com/bilderberg54/status/354703439034462208
【山本太郎の新潮記事雑感①】
週刊文春を買うついでに新潮を立ち読みしました。山本太郎の「中核派が支援」の記事、私が予言したとおり、「ワイド特集」のいちコーナーでした。で、実際読んでみた感想は、「なんだこの程度か」というもの。基本的には「ある党派が勝手に支持を表明した」という内容。


アルルの男
https://twitter.com/bilderberg54/status/354703946515890176
【山本太郎の新潮記事雑感②】
山本サイドの見解も一応記されている。しかも、笑えるのが、この支持表明に対する識者コメントとして、菅沼光弘・元公安調査庁調査官を登場させ、「支持された事自体が彼の思想が中核派に近いので問題」とコメントさせていること。要するにこの記事自体が公安の仕込み。


アルルの男
https://twitter.com/bilderberg54/status/354704371361132544
【山本太郎の新潮記事雑感③】
「支持されたことが問題」であれば、逆を言えば、公安が適当に馴れ合っている過激派に適当な候補を支持させれば批判する要件を満たすことになる。中核などの過激派が今も残っているのは公安などと持ちつ持たれつだからなのだろう。一種の貸し借りの関係かもしれない。



☆西山事件

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A5%BF%E5%B1%B1%E4%BA%8B%E4%BB%B6

『週刊新潮』によって不倫関係がスクープされ、当時の東京地検特捜部の検事佐藤道夫が書いた起訴状に2人の男女関係を暴露する「ひそかに情を通じ、これを利用して」という言葉が記載されて、状況が一変したといわれる。


起訴状が提出された日、毎日新聞は夕刊に「本社見解とおわび」を掲載、その中で「両者の関係をもって、知る権利の基本であるニュース取材に制限を加えたり新聞の自由を束縛するような意図があるとすればこれは問題のすりかえと考えざるを得ません。われわれは西山記者の私行についておわびするとともに、同時に、問題の本質を見失うことなく主張すべきは主張する態度にかわりのないことを重ねて申述べます」としたが、実際は以後この問題の追及を一切やめた。


その後は『週刊新潮』が「“機密漏洩事件…美しい日本の美しくない日本人”」という新聞批判の大キャンペーンを張った他、


女性誌、テレビのワイドショーなどが、西山と女性事務官が双方とも既婚者でありながら、西山は肉体関係を武器に情報を得ていたとして連日批判を展開し、世論は一転して西山と女性事務官を非難する論調一色になった。裁判においても、審理は男女関係の問題、機密資料の入手方法の問題に終始した。



《小沢叩き》

☆悲しい国だね
(2010年2月1日。雁屋哲の美味しんぼ日記)

http://kariyatetsu.com/nikki/1214.php

http://www.asyura2.com/10/senkyo79/msg/736.html

「偽情報であれ一面的情報であれ、大量に繰返し叩き込まれたそれは、事実以上の重みを持って人びとの意見を立場をコントロールしていく。」

「圧倒的に多数の人びとは自由なる意志に基づいて、己の意見や立場を決定していると無邪気に思い込んでいる。あたかも自身の意志で、さして必要もない商品を喜々として買い求め、インタビューに際しては、テレビキャスターや新聞の論調を反復する。(中略)それが情報操作の結果であるなんてつゆほども思わない」(本書471頁)

(略)

今朝の毎日新聞の世論調査の結果によると、小沢氏の辞任を76パーセント人が求めている。

この人たちは、何を根拠に、自分たちの態度を決めたのだろう。

毎日検察が垂れ流すリークを、それが正しいかどうか検証することなく紙面に載せていく新聞、ニュースで流すテレビ、その影響によるものだろう。

要するに、76パーセントの人びとはテレビ、新聞を操る検察の意のままに、彼らの言葉を反復しているに過ぎない。

これまでの新聞やテレビの通じて知った限りでは、私自身、小沢一郎氏がどんな罪を犯したのか犯さなかったのか、分からない。検察のリークからだけでは何事も判断できない。今までのリークから判断すること自体が間違いだ。リークは証拠にはならないのだ。それなのに、この76パーセントの人びとは何を根拠に小沢一郎氏の辞任を求めるのだろう。

この検察のやり方は本当に恐ろしい。

無罪か有罪かはっきりしないうちに、いかにも有罪と思われる情報を垂れ流しにして、人びとを操る。戦争広告代理店のやり方と全く同じだ。小沢一郎氏に負の印象をこれでもか、これでもかと植え付けてきた。

この手を使えば、どんな人間でも、その社会的地位を失わせることが出来る。




《保坂展人・世田谷区長は「世論操作に外国勢力が関与している」可能性を示唆(2011年2月)》

asuma-ken
http://twitter.com/#!/arths2009/status/39148781173878784
保坂「マスイメージの操作は誰がやっているか、広告代理店であり、この国ではないかもしれない。」


richiethink
http://twitter.com/#!/richiethink/status/39148735493709824
マスイメージの操作は、ずばり広告代理店がやっている!それは日本人とはかぎらない by保坂さん




《戦争におけるプロパガンダの重要性》

http://gyosei.mine.utsunomiya-u.ac.jp/nissi0010.htm

NHK特集が日曜に放送した「民族浄化~ユーゴ・情報戦の内幕」を鑑賞。

92年3月のボスニアヘルツエゴビナの独立との絡みで、アメリカに単独で訪問したボスニアの外務大臣に対して、米国務長官が、セルビア人によるイスラム系住民に対する迫害や残虐行為を止めさせるには、西側世界へのメディア戦略を展開せよとアドバイスを行う。アメリカのルーダーフィン(情報コンサルタント企業)社がこれを担当し、92年5月にボスニア外務大臣による記者会見が行われた。

ethnic cleansing=民族浄化 という言葉をルーダーフィン社は用いて、これをファックスで世界に向けて流すことにした。



☆民族浄化

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%91%E6%97%8F%E6%B5%84%E5%8C%96

「民族浄化」は、1990年代に内戦中の旧ユーゴスラビア地域のメディアに頻繁に使用されたクロアチア語、ボスニア語およびセルビア語の「エトニチュコ・シスチェーニェ」を翻訳したもので、ボスニア紛争を契機にして1992年頃から世界の主要メディアでも広く使用されるようになった。

流通するようになったきっかけは、当時のボスニア政府とPR契約を結んでいた、アメリカの広告代理店「ルーダー・フィン社」が効果的なメディア対策をおこなったためである。

「ルーダー・フィン社」は当初、セルビア人による虐殺を非難するための言葉として「ホロコースト」を使用したがこの言葉をナチスによるユダヤ人虐殺以外に使わせることをユダヤ人団体が認めようとせず不快感をあらわにしたので、これに代わる言葉を見つけ出す必要があった。

ルーダー・フィン社は「エトゥチニコ・シチェーニェ」という言葉を、ボスニア紛争以前に契約していたクロアチア側がセルビア人を非難するために使っていたことを知り、セルビア側を攻撃する際に徹底的に使用するようになった。

英訳の際に「ethnic purifying」と「ethnic cleansing」の2種類が用意され、当初はどちらも使われていたが、後者の方がより残酷な印象を与えるため、すぐに「ethnic cleansing」へ移行した。現在はもっぱら「ethnic cleansing」が用いられている。

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